マグロジギング(トンジギ・キハダ)のしゃくり方のポイントを解説!おすすめタックルも掲載

本記事では、マグロジギング(トンジギ・キハダジギング)のしゃくり方のポイントを掲載しています。

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ポイントやコツを知っているだけで、釣りのしやすさが全然違うと思います!
ぜひ参考にしてみてください。

目次

マグロジギングの基本

ジギング初心者さんには馴染の無い言葉かもしれませんが、ジギングの基本はワンピッチジャークと言って、ジギングの基本となるシャクリ方になります。

マグロジギングだけではなく、青物や底物でも使う基本動作になるので覚えておきましょう。

基本動作はロッドを1回上下させる間にリールのハンドルを1回転させラインの糸ふけを取るこれの連続です。

ワンピッチジャークの中でもハイピッチ、ミドルピッチ、スローピッチとしゃくる速度に違いがあり、状況やタックルに合わせてシャクリ方を変化させる必要があります。

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ただシャクリ上げるのではなくテンポ良く、緩急をつけたシャクリも効果があります。

マグロジギングにおいては、ミドルピッチとスローピッチを使いフォールを中心に当たりを取っていく釣りがメインになります。

マグロジギングの流れ

続いて、マグロジギングの流れを解説していきます。

  • 船に乗り込み、ポイント到着までにメタルジグやフックの準備をしておく。
    …船の移動中に付けたメタルジグがブラブラすると危険なので安定している所におきましょう。
  • 船長から始めて良いの指示があったら海中へメタルジグを投入する。
    …この時真下ではなく軽くキャストし4、5m先位に落としましょう。
  • 船長から水深や、反応のあるレンジが言われるのでそこまでフォールさせる
    …このフォール中にヒットする場合があるので気は抜かないでおく。
  • 船長の指示棚まで辿り着いたらワンピッチジャークのスタート
    …ジギングはレンジのコントロールが重要です。PEラインはマーカー付きの5色など見てわかりやすいものが良い
  • 反応のあるレンジをシャクリ上げ、ヒットしなければ再度フォールさせる。
    …自分の中でシャクリ上げる回数を決めるとテンポ良く探ることができます。

    また、ドテラ流しの場合は潮の速さ、風の強さによってラインに角度が付きます。
    真下が0度とすると、ラインの角度が45度で1.41倍になり、60度では2倍のラインを出さないと指示棚まで辿り付きません。

    角度が付きやすい状況の場合はまめに回収して入れ直しましょう。
  • 魚がヒットした後は船長がランディングしてくれる場合が多いので、とにかく落ち着いてファイト
    …魚が小さい場合は抜きあげる事もあります。ロッドの破損やライン切れには注意しましょう。

マグロジギングのシャクリ方のポイント

①しゃくった後、フォールさせて食わせの「間」を入れてあげる

マグロはフォールしてくる物を捕食する傾向にあるため、シャクリ上げた後にフォールして食わせの間を入れてあげることが重要です。

マグロジギングはミドルピッチとスローピッチでのジギングが多いですが、稀にカンパチがいる場所ではハイピッチのしゃくりも有効です。

ワンピッチジャークは、ロッドが下に向いている状態からスタートし、ロッドが上に来るときにリールのハンドルも上に回しリールを持ち上げるようなイメージでやると良いでしょう。

ロッドがしたに来た時はハンドルが下に回しこれの繰り返しとなります。

②ロッドの弾性を使い、ジグをうまく跳ね上げる・変化をつける

ロッドの反発を上手く使うとメタルジグを跳ね上げる事ができます。

シャクる際はロッドを曲げて、反発で戻すようなイメージで動かしてみてください。

ロッドの振り幅や速度の変化をつける事で魚のスイッチを入れる事もあります。ヒットが無い場合は試行錯誤でシャクリましょう。

ミドルピッチのポイント

反応のあるレンジをテンポ良く動かし、メタルジグを飛ばす事でマグロに見つけて貰いフォールで食わせるイメージです。

ラインスラッグを少し出しながらのワンピッチジャークすると良いでしょう。

スローピッチのポイント

キハダマグロやビンチョウマグロは近年パワースローと呼ばれるタックルで狙うのが人気です。

スローピッチはメタルジグの重みでロッドが曲がります。この時も、ロッドの ” 元に戻る反発 ” を利用しメタルジグを動かします。

フォール中は水中をヒラヒラと漂うように落ちていきます。これを連続で行うのがスローピッチです。

スローピッチでのロングフォールと呼ばれるアクションは、ロッドを大きくシャクリ上げた後に、糸ふけを取らずメタルジグをフリーでフォールさせる方法で、メタルジグは長い間ひらひらフォールしていきます。

ハイピッチやミドルピッチと違いゆっくりした動作なので体力に自信が無い方でも問題ありません。

③とにかく体力勝負。潮抜けの良いジグで、体力の消耗を防げると◎

潮抜けの良いメタルジグを使うと実際のグラム数よりも軽く感じ、長時間のジギングでも体力の消耗が少なくすみます。

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ネイチャーボーイズの「鉄ジグ」シリーズ、スイムライダーがおすすめです。

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マグロジギングのおすすめタックル

トンジギ・キハダジギングのおすすめタックルは、以下の記事で紹介しています。

>>トンジギのおすすめロッド
>>トンジギのおすすめリール

>>キハダジギングのおすすめロッド
>>キハダジギングのおすすめリール

道具選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

マグロジギングにおいては、ミドルピッチとスローピッチジャークを使いフォールに意識してしゃくることが重要となります。

スローピッチにおけるロングフォールも有効なので、コンビネーションジャークも出来るようになると良いですね!

ミドルピッチとスローピッチではロッド、メタルジグの形状が違うので注意しましょう。

どちらにおいてもレンジのコントロールが重要になる釣りなので、水深やラインが出ている長さは常に把握しておきましょう。

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