マグロ類の中で小型とされるビンチョウマグロ。
釣りやすく初心者さんにもお勧めの種類としてご紹介していますが、実際タックルを用意するとなると「どんなものを買うべきなの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、トンジギにピッタリなおすすめリールをご紹介していこうと思います。
【ベイトリール】トンジギのおすすめリールまとめ
冒頭でも触れた通りビンチョウマグロは小型のマグロで10kg前後の個体が多いですが、大きいものだと20〜30kgを超えてくることも。
特にトンジギにおいては大きくても20kg超えるタネトンと呼ばれるサイズを狙う事が出来るのでリールは剛性のある物を選びましょう。
最低でもPEラインが3号、300m以上巻ける物を準備しましょう。
トンジギ中に、予想外に大きなキハダマグロがヒットする場合もあるので注意が必要です。
オシアジガー Fカスタム 2000NRHG・2001NRHG
トンジギの基本はスローでフォール中に当たりを取る釣りになります。

オシアジガーFカスタムはフォールレバー付きで反応の有るレンジだけをゆっくり誘う事が出来て有効です。
インフィニティドライブ・マイクロモジュールギア搭載の為巻上力があり、巻き心地もとても良いです。
2000番でPE4号を使用すれば不意にヒットしたキハダにも対応できます。


また、オシアジガーからハンドルノブの形状が変わり握りやすくなりました。
※更に握り易い物を選びたい場合はチタン製のLIVREのハンドルノブに交換がおすすめです!
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オシアジガー 2000NRHG・2001NRHG
オシアジガーはジギングで釣りをする釣り人にはとても人気で、有名なリールの1つです。
Fカスタムとの違いはフォールレバーの有無。その分少し価格も抑えることが可能です。
フォール中にサミングでレンジを狙うことが出来る方はこちらのオシアジガーで十分でしょう。


また、FカスタムにはないMGやXGがあるのもオシアジガーだけです。
状況や自分の釣りのスタイルに合わせて番手を選ぶと良いでしょう。



悩む時はHGで良いと思います。
トリウム 2000PG・2000HG
初めてトンジギに挑戦する方は、費用が気になると思いますが安価な物もあります。
トリウムはエントリーモデルとして安価な価格帯で販売しているので初めての1台はこれでも良いでしょう。
オシアジガーと比べて性能は落ちますが、トンジギでは十分な剛性、糸巻きが可能です。
初心者の方はPGの方が体に負担が少なく巻き取りができるでしょう。


【スピニングリール】トンジギのおすすめリールまとめ
トンジギにおいてスピニングリールを選ぶ際は、PE4号を300m以上巻ける物を選ぶと良いでしょう。
SWシリーズになるのでリールも大型になります。
8000番クラスのリールは通常の青物ジギングで使用する事もでき、10000番は5号300mラインが入りますので、キハダマグロのキャスティングにも使用することが出来ます。
このクラスのリールは価格帯も高いですので、併用することも考えながらスペックを確認していきましょう。
ステラ SW 8000HG・10000HG
ステラSWはシマノのフラッグシップモデルのリールとなります。
インフィニティドライブ・サイレントドライブなどたくさんの機構が詰まっています。
10000番以上はヒートシンクドラグを搭載し、熱ダレによるドラグ力低下を抑える事が出来ます。
剛性、質感、性能全てが間違いが無いリールですが、金額も高額になるので初めて選ぶ1台はかなり悩むと思います。
- 8000番でカツオキャスティング兼用
- 10000番でキハダキャスティング兼用
など、自分の持っているタックルと合わせて検討しましょう。


8000番は新サイズとなり単独スプールに変わりましたので、以前のように10000番のスプールは使用する事が出来ません。この点は注意が必要です。
ツインパワー SW 8000HG・10000HG
ツインパワーSWはステラと同じ機構が詰まっていますが一部樹脂を使用している部分があります。
しかし、シマノの鈴木プロはツインパワーでクロマグロを釣り上げていますし、耐久性には問題ないと感じます。
ステラとの価格差が半値位はありますので、価格の面でもかなりお薦めできるリールとなっています。


ストラディック SW 8000HG・10000HG
ステラやツインパワーよりも安価なSWリールを探している場合は、ストラディックがおすすめです!
ストラディック SWは34,800円〜44,200円 (税別)の価格帯ですが、上位機種に劣らない機構が沢山詰まっています。
クロマグロやキハダマグロでは上位機種のステラ、ツインパワーを選びたいところですが、小型のビンチョウマグロにおいてはストラディック SWで十分に戦うことができます。
この価格帯でここまでの機構付けちゃうの?というイメージのリールです。



初心者で大物釣りを続けられるか不安・とりあえず最初は購入価格を抑えたい…という場合、ストラディックSW→ツインパワー→ステラのようにレベルアップしていくのも良いと思います!




まとめ
高価な物から安価な物までラインナップしましたが、ベイトリール・スピニングリールどちらも耐久性が必要になるのでそれなりのリールは必要になります。
ラインの号数、系巻量、代用出来るか考えて選ぶと良いでしょう。