マグロ・カツオ釣りは、一般的な釣りと比較すると別物。
そのため「行きたい!」と思ってすぐに行けるわけではなく、大物用のタックルや船の手配など事前の準備が必要になります。
そこで本記事では、初心者さんがマグロ・カツオ釣りに行くときの手順や流れを1からまとめました。
これからマグロ・カツオ釣りをしたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
初心者さんがマグロ・カツオ釣りを始める時の手順と流れ
まずは、これからマグロ・カツオ釣りを始めたい方に向けて予約〜釣行までの全体の流れをご紹介します。
①最初に、どの魚種を狙うかを決める
まずは、狙う魚の種類を決めましょう。マグロの種類は大きく分けて4種類あります。
- キハダマグロ
- ビンチョウマグロ
- クロマグロ
- メバチマグロ
- カツオ
1番最初に狙う魚の種類を決める理由は、それぞれの魚によって大きさや必要になる道具が違うから。
タックルが合っていないとうまく釣り上げることができませんので、まずは魚種選定から入りましょう。
②最低限必要な道具と装備を揃える
狙う魚種が決まったら、最低限必要な道具と装備を揃えていきましょう。
- ロッド:ジギングロッド・キャスティングロッド
- リール:スピニングリール・ベイトリール)
- ライン:PEライン・ショックリーダー
- ルアー:メタルジグ・プラグ
- 小物関係:プライヤー・スプリットリング
- ライフジャケット:Aタイプ桜マークの物
- クーラーボックス:60L以上が良い
道具を買い揃える前に、ジギング・キャスティングどちらからやるかも考えておくのがおすすめ。
船によりジギングかキャスティングどちらができるかが違いますし、両方のタックルを一気に揃えると数十万円かかることもあります…。
必要な道具については、以下の記事で詳しくまとめています。道具選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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③船を探す
道具が揃ったら、釣り船を探しましょう。予約が必須です!
- 関東
→外房、相模湾、伊豆諸島 - 関西
→伊勢志摩、串本など - 沖縄
→宮古島、久米島など
冒頭でもお伝えしたとおり、キハダマグロ釣りが出来る遊漁船は多いので探しやすいと思います。
以下に船選びのポイントをまとめましたので、初心者さんは参考にしてみてください!
- キハダマグロ釣りでメバチマグロが釣れる場合あり。
- ビンチョウマグロは伊勢志摩や伊豆諸島が人気。
- クロマグロは北海道、青森、山形、新潟が有名。(捕獲量の規制をしている場合があるので注意が必要!)
- ジギング船かキャスティング船か確認の上タックルを準備すること。
- ナブラ打ちと呼ばれるキャスティングでマグロを追いかける遊漁船では、ジギングは出来ないので注意。
遊漁船によってアベレージサイズやその海域の深さを教えて貰えるので参考にしましょう。
また、マグロの種類によってはポイントまで数時間掛かります。
事前に船長に聞いておくと目安が分かりますので、そのあたりも踏まえて船選びをしましょう。
④船を予約する
乗りたい船が決まったら、船の予約をします。
遊漁船によって予約方法が異なるのでHPなどで確認をしましょう。
マグロは回遊魚ですので釣果が多い遊漁船を予約したいところですが…釣果が良い船程、予約が取りづらいと思った方がいいでしょう。
また数ヶ月前に予約をしていたとしても、天候によって乗れない場合があったり、予約時期に釣果が良くない場合もあります。
そのあたりも含めて、余裕を持って複数日程予約で押さえておくのも良いかもしれません。
私がいつも利用している遊漁船はこちら
⑤前日までに事前準備を完璧にしておく
船の予約が完了したら、釣行前日までに準備を完璧にしておきましょう。
- リーダー組みをして、ガイドにラインを通す(ラインを通した後車への積み込みは注意)
- 持っていくものの確認
→【初心者向け保存版】マグロ・カツオ釣りに行くために必要な道具・装備は? - 事前に移動時間を調べる。連休中は渋滞予測も加味する
- 荷物を車へ積み込む。
→入らない!ということがないよう、初めてのマグロ釣りの場合は余裕を持って積み込みシミュレーションをしておくのがおすすめです。 - 氷は遊漁船側で準備してもらえるか、事前に要確認。持参の場合は多めに購入が安心。
⑥前日に出航の確認
当日出航できるかどうかは、大体の場合乗船日の前日に決定することがほとんど。
- 船長さんから出航連絡が直接ある場合
- HPに出航予定が掲載され、自分で確認する場合
遊漁船によって出航確認方法が違いますので、チェックしておきましょう。
⑦当日に船長と合流して出港
事前に駐車場を確認しておくと到着してからがスムーズになります。
もし余裕があればグーグルマップで現地の画像を確認しておきましょう。
タックルボックスやクーラーボックスを準備して船長の到着を待ちましょう。
初めてマグロ・カツオ釣りに行く時のポイント
ここまで初心者さんがマグロ・カツオ釣りをする際の手順をご紹介してきましたが、特に強調してお伝えしたポイントは以下の3点です。
分らないことは事前にしっかり船長さんに確認する
初めての場合、予約から乗船まで分からない事が多いでのその都度確認しておきましょう。
LINEやメールの予約サービスは便利ですが、分からないことを気軽に聞きづらい環境でもあります。
できれば遊漁船の営業時間内に電話で予約をし、その際に初めてであること・分からないことの質問をしておくと安心ですよね。
また、細かいルールや設備などは船によっても違います。特別気をつけることがないかの確認もしておきましょう。
車に全ての荷物が積めるかシミュレーションしておく
事前準備の段階で、特に気をつけたいのが荷物の積み込みです。
マグロ釣りは道具が多く、一人で行く分にはいつもの車で良いかもしれませんが2〜3人で乗り合わせていく場合はクーラーボックスがかなりの場所を取りますので「入りきらない」なんてことも。
友人との釣行で荷物が乗り切らず、急遽レンタカーを借りたことがあります…。
この場合当日だと急すぎるので、前日までに手配が必要です。
不安がある方は、少なくとも数日前には荷物の積み込みのシミュレーションをしておくようにしましょう。
マグロ釣りは道具が多くなる事が予想されます。帰りに全部積み込みが出来るように想定しておきましょう。
リーダーは家で組んで行くのがおすすめ
初めての場合分からない事がたくさんあります。
船は揺れますし、慣れない環境で細かいリーダー組み作業などをすると船酔いしてしまうことも。
事前に家で準備できる物は完璧にしておきましょう。
フックは移動中危険ですので、釣り開始前に付けられればOKです。
まとめ:マグロ釣りは事前準備を完璧に!
今回の記事では、これからマグロ・カツオ釣りを始めたい方に向けて予約〜釣行までの全体の流れをご紹介しました。
初めてのマグロ釣りは分からないことが多く色々と不安が大きいかもしれませんが、事前準備と船長さんとのコミュニーケーションが取れていれば大丈夫です!
本記事を参考に、ぜひ大物釣りデビューをして見てくださいね!
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