マグロのキャスティングで「なかなか飛距離が伸びない…」と悩んでいる方は、意外と多いのではないでしょうか。
本記事では、
- マグロキャスティングの飛距離の重要性
- できるだけ遠くに投げるためのポイント
を解説していきます。
マグロキャスティングはなぜ飛距離が重要なの?
マグロキャスティングは誘い出しとナブラ打ちの2種類がメインとなります。
ナブラ打ち
ナブラ打ちの場合は、近づき過ぎるとベイトが沈んでしまいマグロのレンジ自体が沈むことが多いです。
そのため遠い場所からキャストし、船からのプレッシャーが魚に掛からないようにする必要があります。
50m〜70m位は投げるたいところです。
遠い場所からナブラにキャストする事で、ナブラが沈む前にマグロに食わせることが可能になります。
一度沈んだナブラは浮いてくるまで時間が掛かりますし、どこで沸き始めるか分かりません。
チャンスを逃さないためにも、遠くからできるだけ飛距離を出すことが重要なのです。
誘い出し
誘い出しの場合はナブラ打ちほど飛距離は重要視されませんが、それでも遠くにキャストする事ができる=広い範囲を誘う事が可能で釣果に繋がると言えますよね。
一日中投げ倒すことは体への負担も大きいですが、少ないチャンスを物にして大きいマグロを釣りたいですね。
マグロキャスティングで飛距離を出すために意識したいポイント
キャストの基本
マグロキャスティングでルアーを遠くに飛ばすキャストは、オーバーヘッドキャストになります。
ロッドを構えてルアーを頭の後ろから前を通るようにキャストする方法です。
乗合でのキャスティングはアンダーキャストも使用しますが、初心者さんはとりあえずオーバーヘッドキャストから始めましょう。
慣れるまでは垂らしを短めにすると投げやすいでしょう。
後ろに構えた状態で、ダイビングペンシルやポッパーなどのルアーの重みを感じながらキャストします。
この時にルアーがフラフラしているとキャストした際にルアーが回転して飛んでいくので飛距離が出ません。
後ろでルアーを停止させてから投げるイメージでキャストしましょう。
また、ロッドの反発を上手く使えるとより遠くにキャストする事ができます。
※後ろに振りかぶった際に他の乗船者にぶつけると怪我に繋がるので、必ず後方確認してから投げること!
垂らしを長めに取り、ルアーの重みを感じて振り抜く事ができればスパッとキマリ、ルアーも安定して遠くに飛んでいくのでとても気持ちよくキャストができると思います。
タックルの選定
飛距離を出すためには、短いロッドよりも長いロッドの方が良いでしょう。
しかし長すぎるロッドは操作性もよくありませんので初心者には向かないです。
8ft前半のロッドが安定して飛距離と操作性のバランスが良いのでおすすめです。
キハダマグロはPE6号をベースで使用し、リールの番手だと14000番位を使用すると良いでしょう。
プラグは重心移動システム搭載のルアーを使用すると飛距離UPに繋がります。
とにかく実践!それぞれのタックルのベスト距離を知る
船の上で遠くまでキャストすることは、多少の慣れが必要。
陸の上でキャストの練習してから乗船すれば、少しはコツが掴めると思います。しかし船の上は風、波の影響もあるので、陸の上とはまた状況が違います。
乗船回数を増やす事で風や揺れの中で遠くにキャストに慣れ、タックルのバランスも考えていくと良いでしょう。
また、ルアーは目安となる飛距離が記載されている物もあるのでこちらも参考にしましょう!
ロッドもガチガチのロッドよりは、若干柔らかめのロッドの方が初心者さんにも扱い安くてやすいと思います。
お勧めはオシアプラッガー・フレックスドライブ!
オシアプラッガー・フレックスドライブは柔らかめ・かつ飛距離も安定して出るので使いやすいと感じます。
他のお勧めロッドも以下の記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
マグロキャスティングでは、飛距離と精度が釣果に直結します。
キャストの方法やタックルバランスなど、自分に合った組み合わせを見つけていきましょう!